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ドイツの高断熱住宅
2016.02.22
最近はやりの高気密、高断熱住宅ですが、やはりルーツはドイツ。
ただ単に断熱材をたくさん入れればいいとか、気密シートなんかで家の中と外を遮断すればいいとか、そんな単純なものではなくて、湿度と温度との関係をしっかり理解して、バランスを考えないと、家の寿命が極端に短くなるなんてことは、あんまり書いていないのが現実。
壁の中の湿度を調節しながら断熱性と気密性を上げるのはそう簡単なことではありません。当然コストもかかります。
ただ、建築コストはかかっても、エアコンをほとんど使わなくても真冬をなんなく過ごせたり、夏の暑さを太陽の光をコントロールすることで過ごせたり、家の寿命を100年、200年と延ばせたりできることは、本当の意味で環境を考えているといえるのではないでしょうか。
環境先進国ドイツには、学ぶべきことがたくさんあります。